Ledgerとは? Ledgerエコシステムについてご説明します
重要なポイント: |
— Ledgerは、セキュリティに重点を置いたハードウェアウォレットを作成したことで最も有名で、一度もハッキングされたことがありません! — Ledgerのエコシステムはハードウェアデバイスというものをはるかに超えており、Ledger Liveは、さまざまなアプリとサービスからなる、成長し続けるエコシステムもご提供しています。 — Ledgerのエコシステムは、妥協のないセキュリティ、セルフカストディ(自己保管・自己管理)、使いやすさなど、ブロックチェーン空間を探索するのに必要なものをすべてご提供します。 |
Ledgerの詳細について、以下にLedgerの概要と、どのようにLedgerが、暗号資産エコシステムに妥協のないセキュリティを提供しているのかについてご説明します。
Ledgerとは?
Ledgerは、暗号資産エコシステムに妥協のないセキュリティを提供し、セキュリティを念頭に設計された最先端のハードウェアウォレットをご提供しています。 Ledgerは、安全なセルフカストディ(自己保管・自己管理)を信条としており、Ledgerデバイスをご使用いただくと、自信を持って秘密鍵の所有権を持つことができます。
Ledger製品には様々な目的に応じた多彩な機能がありますが、その背後にある理念はすべて同じです。それは、セキュリティと使いやすさです。 Ledgerは、セキュアエレメント(SE)チップを含むハードウェアウォレットを作成した最初の企業であり、真にセキュリティが確保された画面、つまり、セキュアエレメント(SE)チップによって直接制御された画面を作成した、最初の企業です。
一方で、Ledgerエコシステムはハードウェアにとどまりません。 Ledgerはワンストップ(1か所ですべてできる)ショップのコンパニオンアプリもご提供しています。それにより、Ledgerエコシステムの安全な場所から、無数のアプリやサービスにアクセスできるようになります。さらに、ビジネスとして暗号資産を管理するためのソリューションも備えています。
では、Ledgerの本質をご理解いただくために、まずLedgerの歴史を見てみましょう。
Ledgerの歴史
Ledgerは2015年以来、暗号資産エコシステムに妥協のないセキュリティを提供してきました。 Ledger Nanoシリーズのリリースは、セキュアエレメント(SE)チップを搭載した史上初のハードウェアウォレットを特長とし、それ以来700万台以上が販売されました。
また、Ledgerは、何百万人もの個人や企業の方々にご使用いただく、最先端のプラットフォームへと進化しました。 Ledger Liveは、もはや単なるコンパニオンアプリではなくなり、無数のアプリやサービスへの安全な入口となりました。そしてLedger Liveでは、資産の売買、ステーキング、管理を簡単に行うことができます。
さらにLedgerはその後、法人専用部門である、Ledger Enterpriseも立ち上げました。 Ledger Enterpriseは、何百もの取引所や企業の皆様に、適切なガバナンスとセキュリティフレームワークで、暗号資産価値をご活用いただけるようにしています。
お客様の体験をまったく新しいレベルに引き上げるために、Ledgerは、iPodの作成者でありiPhoneの共同作成者であるTony Fadell氏と協力して、次世代のハードウェアウォレットを構築しました。 その結果生まれたデザインであるLedger Stax™は、この種の初のデバイスです。このデバイスをお使いいただくと、最先端のセキュアE-inkタッチスクリーンを介して資産を管理できるようになります。
もちろん、当社の各種ハードウェアウォレットからLedger Enterpriseに至るまで、すべてのLedger製品において、セキュリティが重視されていることに変わりはありません。 Ledgerエコシステムのセキュリティを保証するために、当社のホワイトハットハッカーチームであるLedger Donjonは、当社の各ソリューションのストレステストを継続的に実施し、脆弱性を探しています。
Ledgerハードウェアウォレット
Ledgerデバイスはすべて、Ledgerのセキュリティモデルの恩恵を受けています。 例えば、シークレットリカバリーフレーズ(シードフレーズ)は乱数ジェネレーターを使用して生成されるため、推測したり計算したりするのは不可能です。 その後、秘密鍵が生成され、改ざん防止のセキュアエレメント(SE)チップにオフラインで保管され、オンラインおよびオフラインの脅威から保護されます。LedgerデバイスのカスタムオペレーティングシステムであるBOLOSにより、各アプリが機能し、分離された状態に保たれるようになります。
続いて、PINコードにより、Ledgerデバイスが各トランザクションに対して2要素認証を提供できるようになります。 デバイス自体でウォレットのやり取りを物理的に確定する必要があるため、お客様だけが知っているPINコードでロックを解除した後は、誰もお客様の暗号資産をリモートで操作できなくなります。
これらのセキュリティ要素は、どのLedgerデバイスを選択されても、すべてのLedgerデバイスに共通しています。 では、Ledgerデバイス全体についてさらにご理解いただけたところで、各モデルとそれらが提供する機能を見てみましょう。
Ledger Nano S Plus
Ledger Nano S Plusは、簡単なエントリーレベルのLedgerデバイスです。 このデバイスは、暗号資産を保護するために必要な要素がすべて備わっており、他のLedgerデバイスと同様に安全です。 また、Ledger Nano Xと同じセキュアエレメント(SE)とカスタムOSが使用されています。そのサイズも同じです!
Ledger Nano S Plusをご使用いただくと、無数のネットワーク上で、NFTや代替性トークンを管理することもできます。 デザインがシンプルであり、これから暗号資産の旅を始められる方にオススメのデバイスです。
Ledger Nano X
Ledger Nano Xは、モバイルに対応するLedgerウォレットで、外出先でも毎日手軽にお使いいただけます。 Ledger Nano S Plusが提供する全ての機能に加えて、Ledger Nano XにはBluetoothが搭載されておりiOSとAndroidに接続可能。 この機能により、セキュリティを損なうことなく、スマートフォンで暗号資産を、シームレスかつワイヤレスで管理できるようになります。
Ledger Stax
Ledger Staxは、革新的な次世代の暗号資産ウォレットです。 Ledger Staxは、過去にリリースされたウォレットと同様に使いやすく安全です。 それだけではありません。
Ledger Staxは、iPodの作成者かつiPhoneの共同作成者であるTony Fadell氏と共同で、Ledgerによって構築されました。 Ledger Staxは、安全なタッチスクリーンE Ink®を搭載しています。 他のLedgerデバイスと同様に、画面はセキュアエレメント(SE)によって直接制御されるため、表示されるアドレスの詳細を信頼することが可能です。
一方で、大きな画面は、これまでのハードウェアウォレットとは異なります。 このタッチスクリーンは直感的で、新しいカスタマイズ要素を備えています。 例えば、お好きな画像やNFTをロック画面として設定可能であり、デバイスを使用していないときでもディスプレイされます。 さらに、Ledger Staxデバイスは、本体を積み重ねることが可能! 内蔵されたマグネットにより、複数のLedger Staxデバイスをスタック(積み重ね)自由自在にカスタマイズできます。
これらの主要な各機能に加えて、Ledger Staxは使いやすさでも際立っています。 Bluetooth機能に加えて、Ledger StaxはワイヤレスQi充電も可能です。つまり、外出先でのトランザクション時にケーブルが不要です。 Ledger Staxは、かつてない程に革新的な暗号資産セキュリティデバイスです。
各Ledgerウォレットの詳細とデバイスの機能は、Ledgerハードウェアウォレットの比較ページをご覧ください。
Ledger Live
Ledger Liveは、資産の購入・スワップ・ステーキング・管理など、暗号資産のあらゆるニーズに対応します。
Ledger Liveは、Ledgerデバイスのコンパニオンアプリです。 インターネットに接続されたデバイスにインストールされると、トランザクションをブロックチェーンにブロードキャスト(一斉送信)し、資産の視覚化と管理に役立ちます。 さらに、暗号資産取引所、NFTマーケットプレイスなど、無数のアプリやサービスへの安全な入口もご提供します。
Ledger Live経由でこれらのプラットフォームにアクセスすると、クリア署名の恩恵を受けることができます。 ご説明すると、Ledger Liveは常に、署名される前に、トランザクションの完全な詳細を、人間が判読できる形式で表示します。 これは、Ledgerデバイスの安全な画面と合わせて、暗号資産損失の一般的な原因であるミスを犯すリスクを軽減するのに役立ちます。
Ledgerサービス
今日、Ledgerのエコシステムは、各種Ledgerデバイスや、Ledger Liveを通じたさまざまなプロバイダーへの対応にとどまりません。 Ledgerは、Ledger RecoverやLedger Enterpriseなど、魅力的なサービスも複数提供しております。
Ledger Recover
Ledger Recoverは、ウォレットへのアクセスのバックアップを作成できる有料のオプションサービスです。 使うご必要がなければ良いのですが、Ledger Recoverがあると、万が一不幸な状況に陥ったときでも、ご安心いただけます。 基本的には、Ledgerデバイスを紛失または盗難に遭い、シードフレーズがなくなった場合に、お客様のIDを使って暗号資産ウォレットへのアクセスを取り戻す自由が得られます。 Ledger Recoverをご使用いただくと、外出先でも資産を完全に管理しながら、セルフカストディ(自己保管・自己管理)のメリットをすべて享受できます。
Ledger Enterprise
Ledger Enterpriseは、妥協のないセキュリティとカスタマイズされたガバナンスにより、企業の皆様が、暗号資産を保管および管理できるようにご支援することに重点を置いたLedgerの事業です。 暗号資産で会社を経営するというのは素晴らしいアイデアのように思えますが、難しい問題が立ちはだかるかもしれません。 ビジネスの成功は、資産の安全な管理からガバナンスフレームワークの設定、開発者の指導に至るまで、各側面をどのように扱うかによって左右されます。 Ledger Enterpriseは、プロセスを簡素化し、資産管理やステーキング、NFT、DeFi、トランザクション、トークン化のサービスをご提供します。
Ledger:セルフカストディと妥協のないセキュリティをご提供
結論として、Ledgerは、デバイス、ソフトウェア、対応アプリからなるエコシステム全体です。 Ledgerには、誰もが楽しめる何かがあります。 Ledgerエコシステムの世界クラスのセキュリティモデルをご利用いただくことで、資産の安全性を確保することができます。 さっそく利用を開始しませんか? Ledgerエコシステムの準備は万端です。ご利用を楽しみにお待ちしております!