LedgerがBinance Smart Chainに対応
Ledgerは、常にWeb 3.0経済を強化する安全なプラットフォームになることを目指しています。 本日、世界有数のブロックチェーンがLedger Live*に統合されるという素晴らしいご報告があります。 Binance Smart Chainの登場です。
Binance Smart ChainがLedger Liveでアクセスできるようになりました!
これからは、BSCの2つのネイティブ資産タイプであるBNB(Binance Smart Chainのネイティブ通貨)とBEP20トークンを、Ledger Live から最も安全なLedgerハードウェアウォレットで直接取引することが可能になります。
「BNBとBEP20トークンをLedger Liveで管理する方法について、疑問に思われる方もいるかもしれません。
非常に簡単です。 手順は以下の通りです。
- LedgerハードウェアデバイスにBinance Smart Chainアプリをインストールする。
- 「アカウント」からBinance Smart Chainのアカウントを作成する。
- その後、トークンを預けるためのアドレスを確認して認証します。
LedgerからBinance Smart Chainにアクセスすべき理由は?
Ledgerでは暗号資産を完全にコントロールできます。 秘密鍵はNano ハードウェアウォレット内でしっかりと保護され、ハッキング対策が保証されています。 所有権を損なうことなく、すべての暗号資産よ秘密鍵を安全に管理することができます。
また、現在の暗号資産エコシステムにはdApp、取引所、プロトコルなどが分散していますが、Ledger Liveは、Web 3.0サービスに必要なすべてのものが、同じ屋根の下に揃った人間工学的なアプリとなっています。
Binance Smart Chain(BSC)とは?
Binance Smart Chainは、その名の通り世界最大の取引量を誇る暗号資産取引所Binanceが構築したブロックチェーンです。
2019年4月、バイナンスは高速かつ非保管のトレードを促進するために設計されたブロックチェーンである「Binance Chain(バイナンスチェーン)」(Binance Smart Chainとは異なる)を始動しました。 しかし、このプロトコルは柔軟性とスケーラビリティに欠けるものでした。 その弱点を補うべく、Binance Smart Chainが考案されました。
Binance Smart ChainはBinance Chainと並行して実行されるものです。 これにより、大量のトランザクションをより安いガス代で、超高速に実行することが可能になりました。 このコンセンサスシステムはプルーフ・オブ・ステークの一種である権威による証明 (PoA)を採用し、少数のステーカーに最適化されています。 Binance Chainとは異なり、Binance Smart Chainはスマートコントラクト機能とEVM(イーサリアム仮想マシン)との互換性を備えています。
Binance Smart Chainは、ネイティブ通貨であるBNBおよびBEP20トークン(ERC20に似たBSC上のトークン)に対応しています。
”Binance Smart Chain”と”Binance Chain”は異なります!
Binance Smart ChainとBinance Chainは、異なる2つのプロトコルです。 ハードウェアウォレットは両方、Ledger LiveではBinance Smart Chainにのみに対応しています。
こちらのLedger Academy記事でBinance Smart Chainの詳細をご確認ください。
まとめ:
Ledgerでの目標は明確です。さらに数多くのサービスを追加して、Web 3.0の世界の最も安全な入り口となることです。 Binance Smart ChainがLedger Liveへ追加は、Web 3.0の体験を豊かにするための大きな一歩となるでしょう。
*免責事項:スワップ、レンディング、その他暗号資産のトランザクションは、サードパーティパートナーにより提供されています。 Ledgerは、これらサードパーティサービスの利用に関する助言や推薦を行うことはありません。