ブログ記事 | 2024/10/31

Ledger Liveの新機能:Ledger Live経由でTHORChainを使用して、ノンカストディアル基盤のスワップを安全に実行

詳細:
— SwapKit経由のTHORChainが、Ledger Liveデスクトップのスワップセクションで利用できるようになりました。
— THORChainはクロスチェーンの分散型取引所です。これによりLedger Liveデスクトップユーザーは、中央集中型取引所を必要とせずに、異なるブロックチェーン間で資産をスワップできるようになりました。
— この統合により、Ledger Liveを介して直接資産をスワップする、シームレスかつ分散型のプロセスが可能になりました。

Ledgerのハードウェアウォレット機能を活用することで、ユーザーは、秘密鍵の制御を維持しながら、Ledger Liveを介して直接、THORChainでノンカストディアルスワップを安全に実行できます。

Ledger LiveからTHORChainでスワップする理由

最大規模の分散型取引所の1つであり、ビットコインとイーサ間での直接トランザクションを初めて可能にしたTHORChainは、暗号資産の制御を維持しながら分散型スワップを楽しみたいユーザーにとって人気です。

THORChainはノンカストディアル取引所およびクロスチェーン流動性プロトコルであるため、ユーザーがサードパーティを使用する必要がなく、取引所の障害やハッキングによる損失のリスクを最小限に抑えます。

また、THORChainを使用すると、ユーザーは低スリッページ(注文時と成立時の価格差)かつ、フロントランニング(不利なレートでの取引)およびMEV(マイナーやバリデーターらの利益の最大化)なしで、クロスチェーントランザクションを行うこともできます。 これは特に、大規模なトランザクションを(特にBTCで)行うユーザーにとってメリットとなる可能性があります。

この新しい統合により、ユーザーはBTC、ETH、USDT、USDC、DAI、WBTCでスワップを実行できるようになります。また、さらに多くのERC-20トークンも近々サポートされる予定です。 これはすべて、Ledger Liveデスクトップ経由で、アプリを離れることなく直接行われます。そのため、KYC(本人確認手続き)や新しいアカウントの作成が不要です。 また、Ledger Exchangeアプリがエンドツーエンドでトランザクションを保護するため、Ledger Live経由で常に自信を持って、高値のビットコインスワップを実行できます。

この統合は、SwapKit.devによって可能になりました。SwapKit.devは、THORChainサービスの複雑さを抽象化し、エンタープライズレベルのパフォーマンスを保証する、実証済みのインフラストラクチャを備えたAPI + SDK(ソフトウェア開発キット)です。

Ledger Live経由でTHORChainでスワップする方法

すでにLedger Liveデスクトップを使用している場合は、簡単にTHORChainにアクセスできます。 スワッププロバイダーのリストからTHORChainを選択して、取引を開始しましょう。 詳細については、ヘルプセンターの記事(こちら)をご覧ください。

Ledger Live:安全なセルフカストディのもと暗号資産をスワップ

THORChainは、Ledger Liveユーザーに大容量で安全な分散型暗号資産スワップのための新しいオプションを提供します。 一方で、選択されたスワッププロバイダーに関係なく、Ledgerの実証済みセキュリティで資産を保護しながら、より良いレートとシームレスな体験をお楽しみいただけます。

そのため、暗号資産の初心者から経験豊富なユーザーまで、Ledgerを使用することで、資産のオーナーシップを確保しながら安全に管理可能となります。

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